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2005/05/02

シルヴィ・ギエム《愛の物語》Aプロ鑑賞

2005年5月1日(日)15:00開演 東京文化会館3階センターにて鑑賞

◆真夏の夜の夢(東京バレエ団初演)
タイターニア:上野水香
オベロン:高岸直樹
パック:松下裕次
ボトム:氷室友
ハーミア:西村真由美
ライサンダー:平野玲
ヘレナ:大島由賀子
デミトリアス:野辺誠司
村人:鈴木淳也、辰巳一政、小笠原亮、宮本祐宣、田中俊太朗
エンドウの花の精:高村順子
蛾の精:門西雅美
蜘蛛の精:長谷川智佳子
カラシナの精:小出領子

最初は、ところどころ、ぎこちないように見えてしまう部分もありましたが徐々に調子が上向いていったように思いました。パックも、最初は着地音が気になりましたが、どんどん調子をあげていって、最後は本当に身軽に舞台狭しと飛び回っていました。小柄なのでパックにはぴったりだと思いました。ボトムも、ポワントを上手くはきこなして拍手をもらっていました。ロバの被り物をしているので、視界も狭いでしょうし大変だったと思います。
あと、ヘレナの大島さんが可愛らしかったです。デミトリアスに迫るところやライサンダーを拒むところなど、踊りと演技が良くあっていたように思いました。
そして、主役の2人。高岸さんは妖精王の貫禄たっぷり。水香さんは、貫禄とまではいかないけど、妖精王の妻の威厳はあったと思います。そしてやはり圧巻は最後のパ・ド・ドゥです。2人とも汗を光らせて、熱演していました。難しそうな振付もありましたが、素直に感動してしまいました。途中、少年少女合唱団の歌に合わせて踊る箇所も良かったです。この先、再演を重ねたらもっともっと良くなっていくと思いました。
蛇足ですが、キャスト表にあった「エンドウの花の精」「蛾の精」「蜘蛛の精」「カラシナの精」って、役名必要なんですかね。衣装も、多少飾りに違いがあったくらいで、コール・ドと区別が付かず、「眠り」の妖精のようにソロがあるわけでなく、途中まで全然気付きませんでした。大きな白鳥やドゥ・ウィリより、扱いが悪いような…。小出さんなどが踊ってくれていたのに、非常に勿体ない使い方だなと思ってしまいました。

◆マルグリットとアルマン
マルグリット:シルヴィ・ギエム
アルマン:ニコラ・ル・リッシュ
アルマンの父:アンソニー・ダウエル
公爵:ルーク・ヘイドン

以前、相模大野で見たので今回は2度目です。相模大野の時は、ピアノ演奏のみでしたが、今回はオケ付でした。真っ赤なドレスで登場したギエムを見た時「きれいだなぁ」と思いました。以前見た時より、表情が柔らかく見えたせいかもしれません。ニコラは、少し表情に乏しいような印象を受けてしまいました。もう少し、マルグリットに対する熱情を見たかったかも知れません。でも、ラストは嗚咽を漏らして悲しむさまがとても良いと思いました。
ラストも泣けましたが、途中、アルマンの父に説得されてアルマンを諦める決意をするところの方がより切なくてグッときてしまいました。ギエムの目は本当に潤んでいました。
そして、何よりもダウエルの存在感がすごい。言葉がなくても、踊りがなくても伝わるものが十分ありました。
ダウエルは、7月「シンデレラ」のアグリーシスターズも非常に楽しみです。

公演の冠はシルヴィ・ギエムですが、東バのみなさんも、それに負けないくらい素晴らしかったと思います。

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コメント

斉藤さん、妖精の役は十八番ですものね。
私も、斉藤さんのタイターニアを見てみたかったです。
東京バレエ団には、お似合いの演目だと思いました。

投稿: ミキ | 2005/05/05 23:23

こんにちは。こちらにもTBさせていただきました。
恥ずかしながら、この公演は疲れから、あまりちゃんと見てませんでした。
それでも、斉藤由佳理さんはとても良かったと思いました。

投稿: opendoor | 2005/05/04 13:07

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