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2005/07/15

英国ロイヤルバレエ「シンデレラ」鑑賞@吉田都

★2005年7月12日(火)18:30開演 東京文化会館大ホール4階にて鑑賞

シンデレラ:吉田都
王子:フェデリコ・ボネッリ
シンデレラの義理の姉達:アンソニー・ダウエル、ウェイン・スリープ
シンデレラの父:クリストファー・サンダース
仙女:ヴァネッサ・パーマー

シンデレラ、最後の日。締めにふさわしいキャストだったと思います。
本当は、平日の夜に外出するのは、かなりきついのですが、都さんはこの日しか出演しないし、おそらく日本で英国ロイヤルバレエ団と共に踊るのを観るのは最後だろうということで、諸事情を何とかやりくりして行って来ました。遅刻しそうになって、必死に走り、会場に着いた時には開演のチャイムがなっていました。そのまま、4階まで猛ダッシュし何とかギリギリ間に合いましたが、汗は吹き出てなかなかひかないし、そのせいでオペラグラスは曇るし散々でした。

と、それはさておいて、会場には最初からとても暖かい空気が満ちていたように思いました。みんなも、これが最後かもと思っているのかも知れませんね。
都さんは、動き出した瞬間からシンデレラで、動きのひとつひとつがとても綺麗でした。特にアームスは誰よりも美しく都さんの周りだけ空気抵抗が大きいように見えました。それほどアームスの動きがまろやかでふんわりしているのです。ポワントの音もとても静かでした。ジュテなどでも着地音は、ほとんどなし。私は、この都さんのジュテが何よりも好きなのです。お母さんを思い出して泣き出す場面などの演技も、泣くまでのタメがとても上手だったと思いました。ガニマタでコミカルに踊るシーンは笑いを取っていました。
セットの転換シーンでは、先日の事があったので、ドキドキしながら見守りました。何とか、先日のような事にはならなかったものの、多少音がしていました。
アグリーシスターズも見るのは3度目ですが、相変わらず面白かったです。
王子の友人の中に、佐々木陽平さんがいたのですが、隣で踊っていたダンサーがとても背の高い人だったので、体格の差がちょっとミスマッチに見えてしまいました。でも、踊り自体は3日見た中では一番4人が揃っていたように思います。
王子のボネッリは、若々しくてどちらかといえば可愛らしい王子でした。ちょっと着地音が気になる箇所もありましたが、都さんとの息もあっていたと思います。
12時の鐘がなって、みすぼらしいシンデレラと入れ替わるシーン、あからさまな白人女性だったのでちょっと笑いました(^^;)
場面が変わって、シンデレラの家。シンデレラは舞踏会のことは夢だと思っていたのにポケットに入ったガラスの靴を見つけるシーン。その場面の都さんの表情の演技にウルウル来てしまいました。シンデレラは3回見ましたが、泣けるほどの演技だったのは都さんだけです。リャーンとダーシーは、靴を見つけた途端「わぁ、嬉しい(^^)」という感じなのですが、都さんは、ポケットから転がり出た靴を見つめて一瞬嬉し泣きしそうな顔になって手がフルフルっと震えるのです。うーん、上手く説明できないのがつらいですが、今でも思い出すとちょっとウルウルしそうになります。
そしてラストシーンで、王子とシンデレラが寄り添いながら階段を上って幕が降りるのですが、都さん、一段余分に登ろうとして、さりげなく脚を直しているところがお茶目でした(^^;)

カーテンコールは、とてもとても長いものでした。スタンディングオベーションをしている人もとても多く1階はほとんどスタオベでした。拍手だけでなく、声援を送っている人も多く、都さんは感極まって涙ぐんでいました。それを見たら、ついつい私も泣けてきてしまいました。
これだけ、みんなに愛されているのに、冷遇(?)しているNBS、思い知れ~\(`0´)/キイッッ

英国ロイヤルと共に来日するのは最後かもしれないけど、これからも日本でたくさん踊って欲しい、心からそう思います。都さん、本当にありがとうございました(*^▽^)ノ


*やっぱり、17日マチネのコープは降板だそうです…(´ヘ`;)ハァ・・・。でも、代役がロバート・テューズリーというのはちょっと驚きました。ジョナサン、早く体を直して、また日本に来て踊ってね。

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