« 惨敗… | トップページ | 団体様、キャンセル »

2006/07/09

新国立劇場バレエ「ジゼル」鑑賞

★2006年7月2日(日)14:00開演 新国立劇場オペラ劇場3階席にて鑑賞

ジゼル:本島美和
アルベルト:バンジャマン・ペッシュ
ハンス:冨川祐樹
ミルタ:西川貴子
ペザント・パ・ド・ドゥ:遠藤睦子、グレゴリー・バリノフ
ドゥ・ウィリ:寺島まゆみ、真忠久美子

直前になって、クレールマリ・オスタが降板。
パリオペのカップルを見たかったので、ちょっとがっかりでしたが、初役だという本島さんにも期待しつつ、席につきました。
登場した本島さんは、ちょっとメイクがきつい?ような印象を受けましたが(素顔が華やかだからそう見えるのかも)踊りはとても可憐でした。
ペッシュは、投げキッスが熱烈で、smack音が3階まで丸聞こえなほどでした(^^;)
投げキッスだけでなく、本島さんとペッシュは、こちらが恥ずかしくなるほどラブラブでした。
急遽、ペアを組むことになった割には、とても似合っていたと思います。
ペッシュは、遊び人と言うよりは、ジゼルに一途な青年と言う印象でした。
ハンスの冨川さんは、泥臭い森番そのもので、しつこくジゼルに言い寄ったと思えば、言いなりにならないジゼルに業をにやしたように、先ほどジゼルの軒先に飾った小さなブーケを「何だ!こんなもの!」とばかりに地面に叩きつける辺りに気性の荒さが現れていました。

ペザントは、遠藤さんとバリノフくん。私は、バリノフくんの踊りが好きなので、楽しみにしていたのですが、ちょっと調子が良くなかったように見えてしまいました。彼の踊りは、もっと軽やかだったはず。次回に期待。

そして、真実が明かされる場面。ジゼルに問い詰められると、アルベルトは、申し訳なさそうに顔を背けます。
その途端、全てを悟ったジゼルは地面に倒れこみ、起きあがった時には、すでに心は、ウィリの世界に飛んでいってしまっています。きつく見えるメイクのせいか、狂乱のジゼルは、ウィリそのものに見えました。
本島さん、渾身の演技だったと思います。

2幕、ミルタの西川さんは、悪くはなかったと思いますが、舞台後方で何かに乗ってピューンと移動するのは、ちょっと安っぽく感じてしまいました。
ドゥ・ウィリには、寺島さん、真忠さんという、贅沢なキャスティング。にも、かかわらず、あまり印象に残らなかったのは残念。

そして、ウィリの本島さんの浮遊感はすごかったです。これって、やっぱりペッシュのサポートが良いのでしょうか。
もちろん、本島さん自身の力もあるとは思いますが。

ペッシュは、サポートもさることながら、ヴァリエーションもとても良かったです。特にアントルシャ連続などは、本当にミルタにあやつられているかの如くでした。

新国のジゼルは、奈落から登場し、奈落へ去っていくのですが(ミラノスカラ座のジゼルもそうでしたね)私は、個人的には、普通に舞台袖へ去って行くバージョンの方が好みです。花を手渡したりして、切なさもアップするような気がします。
それでも、じんわり心にしみるようなラストでした。

…でも、前方にいた子連れがいなければ、もっと心にしみる舞台になったことでしょう。
子供、立ったり座ったり、身を乗り出したり落ち着きないこと山の如し。親も注意するでもなく…。
反面教師にしたいと思います、はい(´ヘ`;)

|

« 惨敗… | トップページ | 団体様、キャンセル »

「バレエ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/86040/10762993

この記事へのトラックバック一覧です: 新国立劇場バレエ「ジゼル」鑑賞:

« 惨敗… | トップページ | 団体様、キャンセル »