« グルジア国立バレエ「ドン・キホーテ」鑑賞1 | トップページ | 小さな収穫 »

2007/08/26

グルジア国立バレエ「ドン・キホーテ」鑑賞2

★2007年7月28日(土)14:00開演 東京文化会館大ホール5階席にて鑑賞

キトリ:ラリ・カンデラキ
バジル:アンヘル・コレーラ

当初のキャスト、レティシア・ジュリアーニが降板したため、グルジアのプリンシパル、ラリ・カンデラキが代役に。
カンデラキは、黒髪で、ややこゆい(エキゾチックと言え!)お顔。キトリがとても良く似合っていました。
私は知らなかったのですが、このカンデラキ、2000年のヴァルナ国際バレエコンクールで金賞を取っているのですね、お見それいたしました。これからのグルジアの柱になっていくのでしょうね。

テクニックも、相手役のコレーラに負けず劣らず、すごい!
レティシアが降板して、合わせる時間もそれほど多くはなかったとは思いますが、とても息があっていたように見えました。ただ、愛はやや薄かったかな?レティシアとだったら、もう少し愛を感じることが出来たのでしょうか?

印象深いのは、一幕でのバジルによる片手バランス、ウヴァーロフはキトリを持ち上げたまま、数メートル移動したりしていましたが、コレーラは、長時間バランスを取っていました。持ち上げられているカンデラキが、びっくりしたような表情で客席の方に向かって「ちょっと、どうよ、みなさん」のような手振りをしていたことです。

グラン・パ・ド・ドゥのフェッテでは、ダブルをバンバン織り交ぜたり、90度ずつ角度を変えて回る高度なテクニックを見せてくれました。以前、ステパネンコのを観たことがありますが、すごく難しそうですね。さすが、ゴールドメダリスト(^_^;)

コレーラは、当たり役だけあって、パワー全開。ピルエットもジュテも弾けまくっていました。
自国スペインでの自分のバレエ団設立等で、忙しいことこの上ないと思うのですが、そういうのを感じさせることなくバジルを元気に演じきってくれました。バジルのヴァリエーションでも、コーダでももう、笑ってしまうくらい弾けていました(^▽^;) グランド・ピルエットでは、一生回ってるの?っていうくらいだったし(^▽^;)
本当に二人には楽しませてもらいましたね~。
アンヘルのドン・キホーテも、DVD化してくれたらいいのにな~。

カーテンコールの最後に芸術監督であるニーナがロングドレスを着て現れ、手にしたマイクで「Little surprise for you!!」と言いました。すると、舞台が真っ暗になり、蝋燭のような小さな灯りがいくつか現れ、薄暗い中で6人ほどの女性ダンサーが踊り始めました。薄暗かったのと、コンテだったのとで、はっきりいって良くわかりませんでした。

ちなみに、この時踊ってくれたのは、グルジア音楽を使用した「キンタウリ」という作品だそうです。
ジャパン・アーツのこのページに詳細がありました。
それによれば、

「キンタウリ」(日本初演) 振付:ギヤ・マルガニア 音楽:ヴァフタング・カヒーゼ(作曲家・トビリシ交響楽楽団首席指揮者・音 楽監督)

街頭で商いをしながら、酒を飲み、歌い、踊りながら暮らす人々のことを「キンタウリ」と言い、「キンタウリ」とはそうした人たちが踊る踊りの形式の名称だそうです。アンコールでは女性が踊りましたが、元々は男たちの踊りだそうです。

とのことです。
また、オープニングのアニメーションは、ニーナが提案し、ダヴィド・シハルリーゼというアニメ・クリエーターが制作したそうです。

こっちのページには、ニーナ基金への募金にたいするニーナからの直筆のお礼が。

グルジア語は全く分かりませんが(これがアラビア語と言われたら信じます^^;)最後、日本語で〝ニーナ〟って書いてあるのが可愛い(*^_^*)

次にニーナを観られるのは来年のABT公演でしょうか。ボリショイ公演には名前がなかったのが寂しい…。芸術監督との関係が良くないのかな?

|

« グルジア国立バレエ「ドン・キホーテ」鑑賞1 | トップページ | 小さな収穫 »

「バレエ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/86040/16197637

この記事へのトラックバック一覧です: グルジア国立バレエ「ドン・キホーテ」鑑賞2:

« グルジア国立バレエ「ドン・キホーテ」鑑賞1 | トップページ | 小さな収穫 »