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2007/08/14

グルジア国立バレエ「白鳥の湖」鑑賞

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ニーナの白鳥の湖
★2007年7月21日(土)18:00開演 東京文化会館大ホール5階L席にて鑑賞

オデット/オディール:ニーナ・アナニアシヴィリ
プリンシパル/王子:アンドレイ・ウヴァーロフ

ニーナが日本で公演を行うのは産後初ということで、期待いっぱい、心配ちょこっとで鑑賞しました。

この「白鳥の湖」は、かつてのニーナのパートナー、ファジェーエフの演出で、前回のニーナ公演の時も、この演出だったと思います。
幕が上がると、そこはレッスンスタジオ。大きな鏡の前で、ダンサー達がリハーサルをしています。
この鏡が、サイド席に座っていた私には意外と助かりました。端の方で踊られるとほとんど見えないのですが、この鏡のおかげで、後ろ姿は見えたりしたのです(^_^;)

新演出ということで、普通はここでコール・ドによるワルツなどが踊られたりするのですが、すっぱりはぶかれてしまっていました。パ・ド・トロワがかろうじてあったくらいかな。とにかく、1幕は短かったです。
プリンシパルのウヴァーロフは、なかなか芸監の言うとおり踊ることが出来ず、疲れてスタジオで眠ってしまいます。
気がつくと、そこは夜の湖のほとり。あとは、通常の白鳥の湖とほぼ同じだったと思います。
そして、オデットの登場。私は、ニーナと言うと登場した途端にものすごいオーラを放つイメージがあったので、それで言うと、圧倒的なオーラというものは感じませんでした。でも、アームスはとても綺麗で、オデットの物憂げな感じはとても良く出ていたと思います。
コール・ドは、うーん、そうですね。これから…と言った感じだったでしょうか。悪くはなかったと思いますが。

転じて、オディールになると、ようやくニーナの本領発揮。やっぱり、ニーナって白鳥より黒鳥の人なんだなぁと思いました。その頭のティアラのようにキラキラしていました。
グラン・フェッテは、ちょっと曲と合わない部分もありましたが、ダブルを織り交ぜたりして、とても40歳過ぎとは思えない体力でした。
王子のウヴァーロフも、それはそれは生き生きと踊っていて気持ちが良かったです。私が今まで観てきたウヴァーロフは、もう少しクールなイメージだったのですが、この日の彼は、思いっきりニーナに胸を借りているというか甘えているというか、何とも微笑ましかったです(^▽^;)

民族舞踊は、スペインがとても良かったです。それ以外はところどころ勢い余ってバラバラになってしまったり…と粗が目立っていたように思いました。

最終幕、ロットバルト=芸術監督?と王子が戦うのですが、いつの間にか、オデットは姿を消し、王子=プリンシパルは、スタジオで眠りから目覚めます。なんか、この辺りが少し唐突なイメージがありました。
プリンシパルは、今まで見ていた夢に思いをはせ、その周りをオデットの幻が、パ・ド・ブレで羽ばたきながら行ったり来たり…で幕でした。

うーん、やっぱり普通の演出の方が私は好きです。この演出にするなら、最初と最後はもう少し改良の余地があると思います。
たとえば、最後は、ニーナはレッスン着でプリンシパルの相手役として登場するとか。…ベタですかね(^_^;)

余談ですが、会場には「ニーナ基金」として、募金を募っていました。今、グルジアバレエはとても苦しくトウシューズにも事欠く有り様だとか。
恥ずかしながら、私も微々たる金額(音の出るお金です^^;)を募金してきました。

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