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2007/09/24

「ルグリと輝ける仲間達2007」Bプロ鑑賞

20070920143402
★2007年8月11日(土)15:00開演 五反田ゆうぽうと2階5列にて鑑賞

●「タランテラ」
 振付:ジョージ・バランシン/音楽:ルイ・モロー・ゴットシャック
 メラニー・ユレル
 アクセル・イボ

幕開けにふさわしい軽快な音楽と踊り。アクセルくん、「スーパーバレエレッスン」では、四苦八苦していましたが、ここでは、なかなか見せてくれました(^_^;)
メラニーも、アクセル君を良くリードして頑張っていたと思います。

●「アベルはかつて…」
 振付:マロリー・ゴディオン/音楽:アルヴォ・ペルト
 グレゴリー・ドミニャック
 ステファン・ビュヨン

旧約聖書のカインとアベルのお話を元にしたバレエ。
幕が開くと、舞台の中央には2畳分の白い布。それを挟んでドミニャックとビュヨンが立っています。
最初は、とても仲が良さそうに踊っていました。兄弟だと思わなければ怪しい関係?と思うほど。
それが舞台上の布を2人が引っ張り、引き裂いた後から様子が変わりました。布は、アベル=ドミニャック(あれ?逆だったか?)の引っ張った方が面積が広く、カイン=ビュヨンの方が少ない。それを機に何となく踊りも殺伐としてきます。最後、カインは手に持った布でアベルを絞め殺してしまいEND。
アベルはかつて…この後にはどんな文章が続くのでしょうか。

●「ドニゼッティ-パ・ド・ドゥ」(初演)
 振付:マニュエル・ルグリ/音楽:ガエターノ・ドニゼッティ
 ドロテ・ジルベール
 マチュー・ガニオ

ルグリ振付。初演とあるのは世界初演なのでしょうか?
ドロテの衣装は、クラシックチュチュで、蛍光ピンクやイエローなど激しい色遣いを上から黒のオーガンジーorチュールで覆い、ややマイルドに仕上げてありました。マチューの衣装も、上半身の色遣いはドロテと同じで黒タイツ。
踊りは、おお激しいねぇというようなテクニック満載で楽しかったです。でも、何でもないようにこなさないと台無しになってしまうのでしょうね。若き日のルグリ先生にも是非踊って欲しかったな~。

●「オネーギン」
 振付:ジョン・クランコ/音楽:ピョートル・チャイコフスキー
 モニク・ルディエール
 マニュエル・ルグリ

これをラストに持ってきた方がいいのではないかと思うほど、気持ち的には盛り上がった演目でした。
ルディエールは、この輝ける仲間達公演を最後に舞台生活を去るそうです。
先日のフェリと言い、少し前のダーシー・バッセルといい、素晴らしいダンサー達が次々と舞台を去っていくのはとても寂しいですね。
ロイヤルブルー(に見えた)ドレスがタチアナの悲しみを映しているようで切なかったです。
ルグリとは本当に息のあった踊りで、すごく自然に2人の心情が伝わってきました。かなりウルウル来てしまいました。

●「ビフォア・ナイトフォール」
 振付:ニルス・クリステ、アンヌジャン・スニープ/音楽:ボフスラフ・マルティヌー
 第1パ・ド・ドゥ:メラニー・ユレル、マチアス・エイマン
 第2パ・ド・ドゥ:エレオノーラ・アバニャート、ステファン・ビュヨン
 第3パ・ド・ドゥ:ドロテ・ジルベール、オドリック・ベザール
 3組のカップル:マチルド・フルステー、ローラ・エッケ、シャルリーヌ・ジザンダネ、アクセル・イボ、グレゴリー・ドミニャック、マルク・モロー、

ごめんなさい、あんまり良く覚えていません。ゆったりダラダラ続くのでちょっと睡魔に襲われてしまいました。
3組のカップルのうち誰かが女性のサポートをミスして落っことしてしまっていた記憶があります。

●「牧神の午後」
 振付:ティエリー・マランダン/音楽:クロード・ドビュッシー
 バンジャマン・ペッシュ

幕が開くと、下手側にでっかいティッシュ箱のような寝台?があり、その上で牧神=ペッシュが寝ています。
上手側や中央後部には、まるでティッシュを丸めたような形の大きなモフモフがありました。このモフモフが本当に気持ちよさそうで、抱きつきたくなりました(^_^;)
目覚めた牧神は、ティッシュ箱の周りで、モフモフに顔をうずめたり、荒々しく野性的に踊ります。ニジンスキー版よりも、獣に近いように見えました。最後は、ティッシュ箱の裂け目におしりを逆さにして落っこちて終わりでした。
ニジンスキー版は、牛のようなガラのタイツを着て角の生えたカツラを被った正に牧神といった雰囲気ですが、このマランダン版の牧神は、何故か白ブリーフ一丁。遠藤章造のホホホーイ、そのまんまです。笑いをこらえるのが大変でした(^▽^;) ホホホーイな上に周りにあるのはティッシュ箱やら丸めたティッシュですから、ニジンスキー版とは比較にならないほどの卑猥さですね(^_^;) ネタとして見るのはまあ楽しかったです。

●「ジュエルズ」よりダイヤモンド
 振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・チャイコフスキー
 ローラ・エッケ
 オドリック・ベザール

元々、そんなに好みではない演目なので、あまり心に響いてきませんでした。ダンサーによっては、好みではない演目でもつい見入ってしまうことがあるのですが、このペアにはそれは感じませんでした。

●「ドリーブ組曲」
 振付:ジョゼ・マルティネス/音楽:レオ・ドリーブ
 ミリアム・ウルド=ブラーム
 マチアス・エイマン

ドリーブ組曲は、2003年の世界バレエフェス以来です。しかも、その時はアニエス&ジョゼが踊ったのですが、アニエスの体調が悪いとかでアダージョのみの上演でした。ですので、ダンサーは違うとは言え、初めて全て見られたわけです。本音を言えば、アニエスとジョゼで見たかったですが、ミリアムもなかなか良かったです。マチアスはあまり覚えていません。

●「さすらう若者の歌」
 振付:モーリス・ベジャール/音楽:グスタフ・マーラー
 ローラン・イレール
 マニュエル・ルグリ

前回のルグリと愉快な、じゃなくて輝ける仲間達でも見ましたが、御大2人によるパフォーマンスは非常に見応えがありました。とても地味な演目だと思うので、表現力が全てだと思うのですが、2人ともそれを存分に表現してくれたと思います。

輝ける仲間達は、これで最後。でも、ダンサーとしてのルグリが終わったわけではないので、これからもゲストなどで良いから、たびたび来日してほしいものです。
それから全体的に、みなさん日焼けなさっていたような…(^_^;) 東京公演の前に沖縄公演がありましたから、沖縄焼けですかね。白人種の方々は、焼けると真っ赤になって痛々しいですね。特に、半裸のペッシュ、肩が真っ赤でした(^_^;)

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