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2007/10/25

「アクロバティック白鳥の湖」鑑賞

20071007212419
★2007年8月19日(日)13:00開演 オーチャード・ホール3階4列目にて鑑賞

白鳥:ウ・ジェンダン
王子:ウェイ・バォホァ

正確には雑技なので、カテゴリーは違うのですが、白鳥の湖と言うことでバレエカテゴリーにしました。

プロローグは、ブルメイステル版みたいでした。姫が花摘みをしているとjころへ、大きな悪魔(黒鷹)が現れて姫をマントですっぽり包み込むと一瞬で白鳥に変わり、空へと飛び去っていく…。本当にシュンッって感じで空へと連れ去られるところが雑技っぽかったです。
その頃、まどろむ王子は白鳥姫のことを夢に見て「彼女を妃にしたい」と心に誓い旅立つ決心をします。
王子は、白鳥をリフトするのが仕事なので、バレエのようなソロのダンスなどはありません。白鳥に出会うまではほとんど仕事をせず、せいぜいポーズを取るくらいです。
代わりに、森山開次さんそっくりの道化が王子をナビゲートしながら、ちょいちょい芸を見せてくれます。
王子の部屋では玉乗りを見せてくれました。
姫を探す旅に出た王子は、各国を訪れ、その国々の雑技を見せてもらうのです。最初は、海。マストに登った男達が、一斉に隣のマストに飛び移ったり腕だけで鯉のぼりみたいにマストを登ったりと、ものすごかったです。しかも、その長いマストを支えているのは人間一人。自分が持っている棒に大の大人が飛び移ってこられたら…、考えただけですごいですよね。
ただ…、魔のオーチャード。ここは高額の席の方が見づらいというホールなので、当然のごとく安い上階の席を取ったのですが、足元は良く見えるものの、悲しいかな、マストの上の方で演技している人は全然見えず悲しかったです(T_T)
次はエジプト、インド(風)。ここでは、大小いくつものラートで、妙技をみせてくれました。インドでは、超軟体人間が仏像?に成り切ってクネクネしていました(^_^;)
そして、中国へ。さすが、本国だけあって、セットも赤を基調にものすごく派手でした。パフォーマンスもたっぷりありました。
帽子を被った人がズラリと出てきて次々に帽子をジャグリングしていくのは圧巻でした。子どもが出てきての曲芸(どんどん高く肩車?をしていく)もありました。
そして、いよいよ王子は湖畔にたどりつき白鳥の登場です。白鳥の登場は、バレエと同じでした。ただ、次の瞬間からは、基本はずっと王子の肩の上(^_^;) 次々と繰り出されるリフト技、バランス技に圧倒されました。
王子の肩は、黒ずんでいました。パンフには、肩の肉がえぐれるほど練習しまくったと書いてあるので、その勲章なのでしょうね。王子が一生懸命、白鳥を支えているのを見ていたら、小学校時代、掃除の時間に箒を手の平の上に立ててどれくらい落とさないでいられるか競争したのを思い出しました。
きっと、あれの100万倍、高度な技なのでしょう(違う?^^;)
この2人が演技を始めると、それまでの素晴らしい雑技の数々が全て霞んでしまうほどすごかったです。
あんなに体が柔らかいと逆にポアントでのバランスが難しそうですが、本当にびくともしないのです。
普通のバレリーナのように床で演技したら逆に不安定になったりするのでしょうか(^_^;)

白鳥のコール・ドは、(おそらく)竹馬+ローラースケート?を履いてウエディングドレスのような長いチュチュを着けていました。まさに水面を滑るがごとくスイスイしていたのですが、何度か、スカートの裾を踏んでしまい転んでしまう人もいました…。
最後、白鳥は黒鷹にさらわれ、再び一人になってしまう王子でした。

バレエでは、次に舞踏会ですが、ここでは、王子が白鳥の行方を追って、黒鷹のアジト?へ。
ここでも、様々な雑技が。軟体技がすごかったです。
特に、蛇役の女性の後ろに反り返り具合が、さすが蛇(^_^;) 昔、体力測定で前屈をした時、私などはマイナス**cmで、測定員のお兄さんに苦笑された経験があるのですが、この蛇女さんは、まっすぐ立ったまま後ろへどんどん反り返り最終的には後屈30cm位、いやもっとあったような気がします。どんな関節しているのかなぁ。
黒鳥は、自身バレエ経験のある方だそうで、なかなか美しく踊ってくれたのですが、いかんせん白鳥のインパクトがありすぎてしまい、若干影が薄かったかな。バレエなら、黒鳥の方がテクニシャンなのにね(^_^;)
黒鷹は、何故か?マジックをしてみせてくれました。でも、あんまり印象にないかな~。まあ、ドロッセルマイヤーよりは見応えがありました(^_^;)

バレエと同じく、黒鳥と黒鷹にだまされたと知った王子は、白鳥を追って湖へ。
ここでは、黒鷹の手下達による空中ブランコがすごかったです。
白鳥のコール・ドは、ここではバレエと同じようなクラシックチュチュ風の衣装でした。
黒鷹を倒すと、今度は白鳥は王子の頭の上でアラベスク(さすがに王子は黒い帽子を被っていました)びくともせずに立っているだけでもすごいのですが、さらに不思議なのは、きれいなアラベスクを保ったまま、滑らかに1周していたことです。足首を見ていたけど、微動だにしていませんでした。まさか、ポアントの先と王子の帽子に磁石が?と思ってしまうほど滑らかでした。
カーテンコールも、にぎやかで楽しかったです。

バレエではないけど、白鳥のポーズは本当にバレエ的で美しいものでした。
もっとキワモノかと思っていましたが、とても楽しめました。

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