« スターダンサーズバレエ団12月公演鑑賞 | トップページ | モスクワ音楽劇場バレエ「白鳥の湖」鑑賞 »

2007/12/10

シルヴィ・ギエム オン・ステージ2007鑑賞

20071209153859
★2007年12月8日(土)14:00開演 東京文化会館大ホール3階L席にて鑑賞

短かった~というのが、全体的な感想。休憩を2回入れても2時間ありませんでした。

【第一部】
「白鳥の湖」第二幕より
振付:プティパ/イワノフ/ゴールスキー/スミルノフ
音楽:P.I.チャイコフスキー
シルヴィ・ギエム/ニコラ・ル・リッシュ

グラン・アダージョと、コーダのみ。20分足らずで終わってしまい「もう休憩?」でした。
時間の短さから考えたらオデットのソロくらいは見せて欲しかった…。
とは、言え、前回のバレエフェスティバルで見逃しているので単純に嬉しかったです。
クラシックチュチュのギエムを見るのは何年ぶりだろうか。もしかしたら、生で見るのは初めてのような気も…。
相変わらず、完璧なバランスには驚かされます。足の甲もこれでもかとばかりに出ていましたし。
彼女は、トウシューズのリボンが嫌いなのでしょうか。前に見た時も、リボンがなくゴムだけだったような気がします。脚のラインが綺麗に見えるのは良いのですが、あのリボンがあることでよりクラシックバレエっぽく見えると思うのですが。
振付は、私が知っているモノとは若干違っていました。あとで「美と神秘のプリマ シルヴィ・ギエム」を見たら、その中でジョナサン・コープと踊っていた白鳥の湖と振付が同じだったように見えました。
そのビデオ映像の時に比べて、こころもち、踊りが柔らかくなったように感じました。それでも、40歳をとうにすぎてあの踊りは驚嘆に値すると思いました。
ニコラは、ここではサポート専門ですが、カーテンコール時にニコニコしていてこちらまで笑顔になりました。
それと、カーテンコールの時に上手後方に黒いシャツを着たカメラマンがギエムとニコラの後ろ姿を撮っていました。また、ドキュメンタリーでも作るのでしょうか。

【第二部】
「ステッピング・ストーンズ」
振付:イリ・キリアン
音楽:ジョン・ケージ/アントン・ウェーベルン
井脇幸江/小出領子/長谷川智佳子/奈良春夏
木村和夫/後藤晴雄/中島周/平野玲

初見です。男女が、石(手や足などいろんな形を模している)を持ったり置いたりしながら、踊っていました(もっと良い説明がないものか^^;)女性陣は、みんな黒のトウシューズ。
踊りの緩急のつけかたが面白いなぁと思いつつ、適当に和音を弾いているだけのような音楽にすっかり意識が連れて行かれてしまいました(^_^;)
白鳥の短さに反比例して、こちらはとても長く感じました。
個人的には、井脇さんと小出さんの踊りに惹かれました。

「優しい嘘」
振付:イリ・キリアン
音楽:モンテウェルディ/ジェズアルド/グレゴリオ聖歌
シルヴィ・ギエム/ニコラ・ル・リッシュ

思い出しました、ギエムが着ていたイボイボの紫色の衣装。以前、バレエフェスティバルで見た記憶が。
これまた、とーっても短くて、観客も「え?終わったの?ここで拍手していいの?」という感じで、最初はとてもパラパラな拍手でした。
短い時間ではあったけど、とっても濃密な踊りでした。2人の魅力を存分に味わう事が出来ました。
白鳥の湖ではサポート専門だったニコラもここではとてもいきいきと踊っていました。
ラストのポーズ、ニコラは完全に両手を横に伸ばしているのに、ギエムはまるでお姫様抱っこでもされているようなリラックスぶりがすごいなと思いました。彼女は、右腕をニコラの首に絡ませているだけでした。双方の筋力と呼吸がないと、こうはいかないですよね。
この作品、ギエムは最初素足で踊っているのかと思っていましたが、よく見たら、足先を切った靴下というか足袋のようなものを履いていました。彼女は、ポアントのリボンと言い、少しでも素足に近づけたいのでしょうか。
踊り終わったニコラは汗びっしょりで、シースルーのシャツがぺっとり張り付き、まるで裸の絵を描いたTシャツを着ているみたいでした。

【第三部】
「PUSH」
振付:ラッセル・マリファント
音楽:アンディ・カウトン
シルヴィ・ギエム/ラッセル・マリファント

ギエムの相手役は、PUSHを振り付けたマリファント本人。本当は振付に専念したい彼をギエムが説得したとの事。
ほとんどリフトの連続だったのですが、まるでギエムには体重がないように軽々とサポートし、流れるようなポーズの連続でした。2人の息はぴったりでした。
ただ、私には作品がどうとか言うより、ただただギエムの足先に見惚れていました。
脚を伸ばして床に座った時の、まるでポアントを履いているかのように綺麗に曲線を描く足先は本当に素晴らしいと思いました(もっとマシな感想はないものか^^;)
そして、カーテンコールの時、にっこり穏やかに微笑むギエムが印象的でした。

ロビーには、先日逝去したモーリス・ベジャールの2匹の子猫を抱く特大パネルが設置され、周りには白い花がたくさん飾られていました。
ぜひとも、次回のシルヴィ・ギエムツアーでは、ベジャール作品を、とお願いしたいと思います。

|

« スターダンサーズバレエ団12月公演鑑賞 | トップページ | モスクワ音楽劇場バレエ「白鳥の湖」鑑賞 »

「バレエ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/86040/17315027

この記事へのトラックバック一覧です: シルヴィ・ギエム オン・ステージ2007鑑賞:

« スターダンサーズバレエ団12月公演鑑賞 | トップページ | モスクワ音楽劇場バレエ「白鳥の湖」鑑賞 »