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2009年7月

2009/07/31

東京シティバレエ団「ロミオとジュリエット」鑑賞

★2009年7月19日(日)15:00開演 ティアラこうとう2階席にて鑑賞

ジュリエット:志賀育恵
ロミオ:キム・ボヨン
ティボルト:佐藤雄基
マキューシオ:チョ・ミンヨン
ベンヴォーリオ:春野雅彦
パリス:小林洋壱
キャピュレット:青田しげる
キャピュレット夫人:上山千奈
乳母:加藤浩子

音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
振付:石井清子/中島伸欣

初めてシティバレエを見に行きました。ホールはこじんまりながらも綺麗でした。
ロビーでは、ピアノ・バイオリン・チェロの生演奏noteを聴くことが出来ました。入場した時に「やけに綺麗なBGMだな」と思っていたら生演奏でしたconfident
舞台も広くないので、場面ごとに大きな壁4枚をくっつけたり離したりして、それぞれのシーンを作り上げるなど工夫されていました。

志賀さんは、ほっそりしていて小柄なのでジュリエットが似合っていました。ラインもとても綺麗で見とれてしまいました。 
ロミオのキム・ボヨンも、まずまず。マキューシオのチョ・ミンヨンは、顔立ちやおどけた演技などがどことなく新国の八幡さんを彷彿とさせるものがありました。
出会いの場面は、割とあっさりめに感じたのですが、その後のバルコニーのパ・ド・ドゥは、まさに「恋の喜び」という感じで2人ともとても嬉しそうに踊っていました。
時々、自分の体を殴るような(マッスルミュージカルを思い出した)振付がオリジナルなのでしょうか。

運命の女たちという黒いドレスと赤い手袋を着けた4人の女性が、場面場面に出てきて二人を翻弄していました。
修道士の策で、ジュリエットに仮死の薬を与えたと言う知らせは、修道士の使いがロミオに知らせる途中で運命の女たちが道中に倒れており、その介抱をしている間に、ベンヴォーリオが使いを追い抜かし先にロミオにジュリエットの死を知らせてしまいます。

霊廟にロミオがかけつけ、パリスはやっぱり殺されてしまうのですね、可哀想sweat02
マクミラン版等で見たような仮死状態のジュリエットと踊るようなことはせず、純粋にロミオはジュリエットの死を悲しみ、毒を飲んで死に至ります。
ジュリエットは、目覚めた後にロミオがそばにいることを最初は喜ぶのですが、死んでいることに気づき絶望に泣き叫ぶのですが、この辺りの演技も良かったです。うるっとしてしまいました。
2人が亡くなると、2人が倒れている台の銀色のカバーが徐々に広がっていき、舞台を埋め尽くします。まるで銀の海か空に2人が浮かんでいるようです。とても綺麗でした。
でも、そのカバーの下にはパリスの遺体が…。最後まで可哀想coldsweats01
志賀さんのジュリエットがとにかく素晴らしいと思いました。

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2009/07/10

世界バレエフェスティバル「秘蔵記録映像上映会」鑑賞

20090706144556
★2009年6月28日(日)13:00日経ホール

1976年の第一回から2006年の第11回まで過去30年の世界バレエフェスティバルのハイライトシーンを編集したものです。

●「ロミオとジュリエット」(第一回1976年)
音楽:ベルリオーズ 振付:G.スキビン
マーゴ・フォンティーン/イワン・ナジー
バルコニーのシーン。この時のマーゴは60歳近いはずなのですが、みずみずしい演技はさすがでした。

●「ラ・バヤデール」(第一回1976年)
音楽:ミンクス 振付:プティパ
マリアーナ・チェルカスキー/フェルナンド・ブフォネス
影の王国より。ラテン系ダンサーの草分け的存在のブフォネス。テクニックに見惚れました。

●「レダ」(第二回1979年)
音楽:日本の伝統音楽 振付:M.ベジャール
マイヤ・プリセツカヤ/ジョルジュ・ドン
ギリシャ神話のレダと白鳥をモチーフに。途中、マイヤがレオタード姿のまま瀕死の白鳥を踊っていました。
腕の動きにうっとりしました。

●「パ・ド・カトル」(第二回1979年)
音楽:プーニ 振付:A.ドーリン
アリシア・アロンソ/カルラ・フラッチ/ギレーヌ・テスマー/エヴァ・エフドキモワ
非常に贅沢な配役のパ・ド・カトル、なのですが、昔の映像なので誰が誰やら分からないうちに終わってしまいました。せめて、それぞれのヴァリエーションくらいやってほしかったです。4人で踊って終わってしまったので。

●「ドン・キホーテ」(第二回1979年)
音楽:ミンクス 振付:プティパ/ゴールスキー
エカテリーナ・マクシーモワ/ウラジーミル・ワシリーエフ
先日亡くなったマクシーモワ、と夫君ワシーリエフのコンビネーションは素敵でした。
ワシーリエフのエネルギッシュなバジル、堪能させていただきました。

●「ボレロ」(第三回1982年)
音楽:ラヴェル 振付:M.ベジャール
ジョルジュ・ドン/東京バレエ団
後半部分のみでしたが、オーラは十分伝わってきました。是非生で見たかったです。

●「海賊」第二幕より(第三回1982年)
音楽:ドリゴ 振付:プティパ
エヴァ・エフドキモワ/ペーター・シャウフス
エフドキモワは写真でしか見たことが無かったのですが、鮮明でない映像で見ても素敵。
生で見られなかったことが悔やまれます。
エフドキモワのものは、DVDも出ていないんですよね。
シャウフスは、イヴリン・ハートの白鳥の湖で王子を踊っているのを見ましたが、王子とは違ってパワフルな踊りを見せてくれました。

●「ジゼル」第二幕より(第三回1982年)
音楽:アダン 振付:J.コラーリ/A.アロンソ
アリシア・アロンソ/ホルヘ・エスキヴェル
何しろ、暗い画面でした。古いものだということを差し引いても暗かったcoldsweats01
アルブレヒトなどはまるっきり見えませんでしたが、ジゼルは衣装の白さのおかげでかろうじて見えました。
顔などはまるで分かりませんが、うっすら見える白色はゆらゆら宙を漂っているようで、本当に精霊に見えました。
暗さ効果かcoldsweats01

●「白鳥の湖」より黒鳥のパ・ド・ドゥ(第三回1982年)
音楽:チャイコフスキー 振付:プティパ
ジョイス・クォーコ/ピーター・ブロイヤー
失礼ながらこの2人のことは全く知りませんでした。
ガラにふさわしく、グルグル踊り、拍手喝采を浴びていました。

●「オネーギン」(第四回1985年)
音楽:チャイコフスキー/シュトルツ 振付:J.クランコ
マリシア・ハイデ/リチャード・クラガン
多分、鏡のパ・ド・ドゥだったと思います。
短時間ですが、素晴らしさが伝わりました。ハイデの台詞が聞こえてくるようでした。

●「ドン・キホーテ」(第四回1985年)
音楽:ミンクス 振付:プティパ
モニク・ルディエール/パトリック・デュポン
とにかくパトリックがすごすぎ。すごすぎて、客席に笑いが起きるくらいでした。ザ・お祭り男でしたcoldsweats01

●「失われた時を求めて」(第四回1985年)
音楽:サン=サーンス 振付:R.プティ
ドミニク・カルフーニ/デニス・ガニオ
マチュー・ガニオの両親の踊り。マチューはパパ似ですね。カルフーニは本当に脚が綺麗。
娘さんもいるそうですが(マチューの妹?)、ママの脚線美を引き継いでいたらさぞや…と思いました。

●「グラン・パ・クラシック」(第五回1988年)
音楽:オベール 振付:V.グソフスキー
シルヴィ・ギエム/マニュエル・ルグリ
いつまでも見ていたい踊りでした。若いのに、あの完成度はすばらしい。
ギエムのヴァリが丸ごとカットされていたのが非常に残念でした。

●特別プログラム「白鳥の湖」全幕(第五回1988年)
音楽:チャイコフスキー
ペーター・シャウフス/パトリック・デュポン/アニー・マイエ/ヤナ・クーロワ/イルジ・ホラック/エヴァ・エフドキモワ/デヴィッド・ニクソン/シルヴィ・ギエム/マニュエル・ルグリ/カルラ・フラッチ/ウラジーミル・デレヴィヤンコ/シリル・アタナソフ/マリシア・ハイデ/リチャード・クラガン他
贅沢すぎるプログラム。2幕のオデットはエフドキモワ、オディールはギエム、4幕のオデットはハイデでした。
パトリックの道化のすごさにまたも会場が笑いに包まれていました。
フラッチとデレヴィヤンコ(多分)の踊っていたロシアの踊りが目を引きました。新国の白鳥の湖のロシアも、ああいう踊りだったら…などと思ってしまいました。新国のは、いまいち盛り上がりに欠けるといつも思ってしまうので…。
もう、こういった全幕プロを上演するのは無理なのでしょうか。お願いします、佐々木さんshine

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